Brief Communication HIV:CD4結合部位に対する抗体が仲介する広範なHIV-1中和作用 2007年9月1日 Nature Medicine 13, 9 doi: 10.1038/nm1624 我々は、複数の患者の血清が強力かつ広範なHIV-1中和作用を示すことを見いだした。いくつかのgp120変異体を選んで行った抗体吸着および溶出により、最も広範な反応性をもつ血清2つの中和特異性は、HIV-1 gp120中の主要受容体CD4結合領域に対するものだとわかった。CD4結合部位に対する新規抗体は、HIV-1感染者の一部で誘導される。また、gp120のこの保存された領域を免疫系に提示する新しい手法は、ワクチン免疫原の改善につながる可能性がある。 Full text PDF 目次へ戻る