News & Views 脳卒中後の時間稼ぎになるイマチニブ 2008年7月7日 Nature Medicine 14, 7 doi: 10.1038/nm0708-712 急性虚血性脳卒中の最も効果的な治療薬である組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)は、出血の他にも神経毒性などの併発症のリスクをともなうため、発症後3時間以内に投与しなければならない。tPAは血液脳関門の透過性を上昇させるのだが、抗がん剤イマチニブ(グリベック)はtPAのこうした作用に拮抗することで、投与制限緩和の助けとなりそうだ。 Full text PDF 目次へ戻る