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【BETWEEN BEDSIDE AND BENCH】敗血症を見直す

2009年5月14日 Nature Medicine 15, 5 doi: 10.1038/JNM-0905-4

感染によって起こり、命取りとなることが多い敗血症では、免疫応答がめちゃくちゃになる。こうした応答では激しい炎症反応の方が重要だと一般的に考えられている。だが、R S Hotchkissたちは別の点に目を向け、最近ヒトで行われた研究で得られた、免疫抑制もこの疾患の主要因の1つであることを裏づける結果について考察している。また、敗血症患者の多くは心機能の異常によって死亡する。P Wardはこの過程について検証し、敗血症の際に心筋細胞の収縮性を弱める複数の因子について論じている。

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