News & Views がんに小さな「死の接吻」を 2010年10月1日 Nature Medicine 16, 10 doi: 10.1038/nm1010-1079 腫瘍抑制因子p53は、さまざまな種類のがんで遺伝的変異によって不活性化しているが、神経芽細胞腫は例外である。新しい知見から、このがんではマイクロRNAの一種であるmiR-380-5pを介してp53が可逆的に抑制されていることが明らかになった。miR-380-5pの阻害によるp53の機能回復は、神経芽細胞腫の治療法として魅力的な選択肢となる可能性がある。 Full text PDF 目次へ戻る