News & Views RAFの転座は、がんの治療標的を増やす 2010年7月1日 Nature Medicine 16, 7 doi: 10.1038/nm0710-749 染色体転座は、がん遺伝子活性をもつ融合遺伝子の発現を引き起こして、がんを誘発する場合がある。前立腺がんや胃がん、黒色腫でRAF遺伝子に影響を及ぼす転座が見つかったことは、このようながんでRAFシグナル伝達が重要な役割を果たしていることを示す説得力のある証拠となり、個別化がん治療に新たな道が開ける可能性を示唆している。 Full text PDF 目次へ戻る