Brief Communication 神経変性疾患:ロイシンリッチリピートキナーゼ2阻害物質はパーキンソン病のモデルで保護的に働く 2010年9月10日 Nature Medicine 16, 9 doi: 10.1038/nm.2199 ロイシンリッチリピートキナーゼ2(LRRK2)の変異は、パーキンソン病のよくみられる原因である。今回我々は、LRRK2誘発性神経変性のin vitroおよびin vivoモデルで保護的に作用するLRRK2キナーゼ阻害物質を同定した。これらの結果は、in vivoでLRRK2が誘発する神経変性がキナーゼ依存的であることを立証しており、LRRK2キナーゼ阻害はパーキンソン病治療に対して考えられる神経保護の新しい有望な実例である。 Full text PDF 目次へ戻る