News & Views クロピドグレルの薬理ゲノミクスが一気に前進 2011年1月1日 Nature Medicine 17, 1 doi: 10.1038/nm0111-40 抗血小板薬クロピドグレルはステント血栓症の予防に役立つが、その血小板凝集阻害効果はばらつきがかなり大きく、重篤な臨床的帰結に至ることもある。新たな知見によって、クロピドグレルの効力にみられるこのばらつきが、酵素パラオキソナーゼ1(PON1)の影響によるものであることが明らかになった。クロピドグレルの生体内活性化には、この酵素が必要なのである。 Full text PDF 目次へ戻る