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クロピドグレルの薬理ゲノミクスが一気に前進

Nature Medicine 17, 1 doi: 10.1038/nm0111-40

抗血小板薬クロピドグレルはステント血栓症の予防に役立つが、その血小板凝集阻害効果はばらつきがかなり大きく、重篤な臨床的帰結に至ることもある。新たな知見によって、クロピドグレルの効力にみられるこのばらつきが、酵素パラオキソナーゼ1(PON1)の影響によるものであることが明らかになった。クロピドグレルの生体内活性化には、この酵素が必要なのである。

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