Editorial 求む、冒険企業 2011年11月1日 Nature Medicine 17, 11 doi: 10.1038/nm.2573 アルツハイマー病などの治療に高いコストがかかる病気は、世界の保健衛生システムを遠からず崩壊させるのではないかと懸念されている。しかし、発病を遅らせるような薬剤がたとえ見つかったとしても、その臨床試験は病態が出る10年程度前からスタートする必要があり、長期にわたる大規模なものとなる。製薬企業はこうした病態改善薬の発見に必要な巨額の投資をためらっており、この流れを変えるには何らかの誘因が必要だ。 Full text PDF 目次へ戻る