Review

がん幹細胞:根拠、将来性および難題

Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm.2304

腫瘍は独自の幹細胞、いわゆる「がん幹細胞」によって維持されるという考えは、この10年間にわたって研究者の間で大きな関心を集めている。この総説では、がん幹細胞という考えの基盤となっている概念をまとめ、確固たる事実と「信仰」とを弁別し、この分野における今後の難問題を明らかにすることを試みる。

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