Perspective 竜を飼いならす: がんの個別化医療のためのゲノムバイオマーカー 2011年3月1日 Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm.2311 がんの治療薬を、細胞毒性薬から非常に選択性の高い標的治療薬へと徐々に移行させるには、分子レベルでがんの特徴を明らかにして個々の患者に対する最適の治療が選択できるようにする努力が同時に必要となる。本総説では、このような薬剤応答指標、つまりバイオマーカーの開発に使えるゲノム技術を概観し、バイオマーカーの開発や臨床診療でバイオマーカーを実際に使用する際の難問についても論じる。 Full text PDF 目次へ戻る