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XBP-1が持つもう1つの「甘い」顔

Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm0311-246

XBP-1(X-box -binding protein-1)は、摂食中に小胞体を活性化することでインスリン感受性を高め、グルコース恒常性を制御するが、肥満ではこの働きが大きく損なわれている。しかし、肥満や糖尿病のマウスでは、XBP-1は糖新生の妨害により耐糖能を高めることができる。こちらの働きはインスリン感受性に対するXBP-1の作用とは無関係なので、2型糖尿病の治療に新たな道が開けるかもしれない。

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