News & Views RAFに狙いをつける:臨床試験の成功とその後の苦難 2011年3月1日 Nature Medicine 17, 3 doi: 10.1038/nm0311-286 がんの標的療法に伴う問題の1つとして知られているのが、薬剤耐性の迅速な出現である。最近の研究で、抗がん剤のRAFキナーゼ阻害剤に、もう1つ別の性質があることがわかった。意外なことに、この種の薬剤は一部の条件下では下流のERKシグナル伝達を活性化できる。これはRAFキナーゼ阻害剤の臨床使用に重要な意味を持ってくる。 Full text PDF 目次へ戻る