News & Views PPAR-γの脳での作用が肥満につながる 2011年5月1日 Nature Medicine 17, 5 doi: 10.1038/nm0511-544 チアゾリジンジオン系薬剤(TZD)は、ペルオキシソーム増殖活性化受容体γを標的とし、2型糖尿病に対して広く処方されているが、かなりの体重増加が伴う。TZDのこの副作用は、脳のPPAR-γを介していることが明らかになった。この知見は、脳のPPAR-γが肥満に重要な役割をしていることを示唆しており、TZDの臨床使用にも大きくかかわってくる。 Full text PDF 目次へ戻る