News & Views ダクリズマブの効果を上げるチャンス 2011年5月1日 Nature Medicine 17, 5 doi: 10.1038/nm0511-545 抗原提示樹状細胞上にあるインターロイキン2受容体α（IL-2Rα）は、T細胞活性化の最初期段階にIL-2をT細胞にトランス提示することが明らかになった。その結果起こるT細胞増殖は、ダクリズマブによって阻害される。この薬剤は、多発性硬化症の治療や移植片拒絶の防止に使われるIL-2Rα特異的抗体であることから、ダクリズマブ投与に対する免疫応答の個人差を理解することの重要性がはっきりした。 Full text PDF 目次へ戻る
