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PGRPは古くから伝わる武器を使って
細菌を殺す

Nature Medicine 17, 6 doi: 10.1038/nm0611-665

ペプチドグリカン認識タンパク質(PGRP)は、細菌に対する自然免疫系の防御機構の重要部分を担っている。PGRPは、進化的に保存された分泌ストレス感知にかかわる二成分制御系を介して作用することが、今回明らかになった。これが、膜の脱分極と細胞傷害性ヒドロキシルラジカルの放出へとつながっていくのである。つまりPGRPは、古くからある細菌ストレス応答を利用して細胞死を誘導しており、この経路はもっと優れた抗菌薬を作り出すための標的になるかもしれない。

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