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クローン病の病因解明の手がかりになるNod

Nature Medicine 17, 7 doi: 10.1038/nm0711-785

炎症性腸疾患(IBD)の発症機序は、集中的に研究が行われているにもかかわらず、まだほとんど解明されていない。腸管内病原性細菌の制御には、Nod(Nucleotide-binding and oligomerizaion-domain)様受容体を必要とし共生細菌によってプライミングされる自然免疫系17型ヘルパーT(TH17)応答がきわめて重要なことが、今回マウスモデルでの研究で明らかになった。そうだとすると、この防御性免疫応答の調節異常はIBDの発生に重要なのかもしれない。

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