News & Views 虚脱性腎糸球体症に中心的役割を 果たすテロメラーゼ 2012年1月1日 Nature Medicine 18, 1 doi: 10.1038/nm.2602 虚脱性腎糸球体症はHIV関連腎症で見られる古典的な腎臓損傷であり、糸球体のループ状毛細血管の閉鎖や上皮細胞の増殖が特徴である。新たな研究によって、テロメラーゼの逆転写酵素成分であるTERTの上方制御が、腎臓の重要な濾過細胞である足細胞でのWntシグナル伝達の活性化により、この病態の発生に大きくかかわっていることが明らかになった。 Full text PDF 目次へ戻る