News & Views

パーキンソン症候群でのタウの役割を解明する

Nature Medicine 18, 2 doi: 10.1038/nm.2668

新しい研究によって、タウタンパク質を欠くマウスはパーキンソン病様の症状を発症し、その原因は細胞内の鉄蓄積によるドーパミンニューロンの変性であることが明らかになった。タウが欠乏すると、ニューロンのフェロキシダーゼで、フェロポーチンと会合するアミロイド前駆体タンパク質が小胞体内部にとどまるようになり、フェロポーチンによる鉄排出が障害されるらしい。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度