News NEWS FEATURE:忘却のための薬を探す 2012年4月1日 Nature Medicine 18, 4 doi: 10.1038/nm0412-482 アフガニスタンやイラクでの長い戦争によって、心的外傷後ストレス障害(PTSD)についての認識は大きく広がった。PTSDは、過去に経験した強い苦痛を何度も再体験するという症状である。予備的証拠から、現在は高血圧治療に使われている薬剤や妊娠中絶用の薬剤が、苦痛を伴う記憶を消去することでPTSDの治療に有効となる可能性が示唆されている。これらの薬剤をPTSD治療という別の目的で使うことがうまくいくのか、それともラットで試験された実験的化合物がより有望な解決策となるのか、C Willyardが探っている。 Full text PDF 目次へ戻る