News & Views 抗がん化学療法による2通りの免疫修飾 2013年1月1日 Nature Medicine 19, 1 doi: 10.1038/nm.3045 従来型の抗がん化学療法の有効性の一部は、宿主の免疫応答能の強化によっているらしい。しかし新しい研究によって、よく使われている2種類の化学療法薬、ゲムシタビンと5-フルオロウラシルが、免疫調節細胞も活性化させることが明らかになった。活性化されたこれらの細胞は、インフラマソーム経路を介して腫瘍形成を促進するサイトカインの生成を促し、これらの化学療法薬の抗腫瘍効果を制限するのである。 Full text PDF 目次へ戻る