News 万能ワクチンへの道 2013年1月1日 Nature Medicine 19, 1 doi: 10.1038/nm0113-12 動物研究で幅広い防御能力を持つ抗体が見つかったことを指摘し、「インフルエンザ用万能ワクチン」がまもなく登場するだろうと期待させる記事が、最近目立つようになってきた。しかし、こうした目標に向かって努力してきた研究者たちは、まず同じ分野の研究者たちの懐疑的な態度をなんとか解消させてから、さらに不完全な検証実験についても対策を講じなければならなかった。これは、万能インフルエンザワクチン開発という分野に存在する「教義」に20年にわたって挑んできた1人のウイルス学研究者についてのH Hoagのレポートである。 Full text PDF 目次へ戻る
