Editorial 特許使用許可は慎重に 2013年11月1日 Nature Medicine 19, 11 doi: 10.1038/nm.3399 大学の技術移転部門の仕事は、大学でなされた発明や発見に関心を持ってもらえるように投資家に働きかけることである。しかし、大学に金銭収入をもたらすために、パテント・トロールとも呼ばれる特許集約会社に知的財産権を売り払うのは、新技術の今後の成長を抑え込むことにつながる可能性がある。税金を使って行われた研究は公共財として使われるべきであり、法律を盾にとって革新的研究を妨害しかねない企業の手に落としてはならないのだ。 Full text PDF 目次へ戻る