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炎症は消すが、代謝のほうはあおり立てる薬

Nature Medicine 19, 3 doi: 10.1038/nm.3114

代謝に関連して促進される慢性的な軽度の炎症は、肥満や2型糖尿病の病因に重要な役割を果たしており、複数のストレスシグナル伝達カスケードがインスリン抵抗性と免疫応答とを結びつけている。すでに承認を受けている免疫調節薬が、肥満のマウスモデルでキナーゼのIKKεとTKB1を阻害して炎症を抑え、代謝恒常性を改善させることが今回明らかになった。

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