News NEWS FEATURE:研究助成金獲得を競う「病気のオリンピック」 2013年3月1日 Nature Medicine 19, 3 doi: 10.1038/nm0313-257 米国では患者支援団体の数が大幅に増え、1つ間違えば、特定の病気について支援を求めるロビー活動家の間で積極果敢なぶつかり合いが起こりかねない状況になっている。支援団体は、元々は税金である研究助成金を、公衆衛生上の必要性に従って公平に分配するよう働きかけているだけだと主張していて、団体の間のあからさまな張り合いなどは全く存在していないと言っている。しかし、研究予算の削減に伴って支援活動はゼロサムゲームの様相を呈している。研究者の中には、ある病気と別の病気とを競わせることは、基礎研究事業はもちろんのこと、公的研究資金提供機関のリーダーシップをも脅かすことになるのではないかと心配する向きもある。V Hughesが関係者に話を聞いた。 Full text PDF 目次へ戻る