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がんでRAF-MEK-ERKキナーゼと足場タンパク質の相互作用を標的にする

Nature Medicine 19, 5 doi: 10.1038/nm.3195

RAS-RAF-MEK-ERKシグナル伝達キナーゼ経路は、腫瘍細胞の増殖や生存に重要な役割を果たすことから、活発な抗がん剤開発の焦点となってきた。RAFやMEKの阻害物質の治療上の有効性は確認されているが、それらが有効に作用するうえで難問となるのが腫瘍の耐性である。IQGAP1などの足場タンパク質を標的とすることは、これまでなかった攻略法となりそうだ。

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