News がん治療に本物のブレークスルーをもたらす「ブレークスルー」指定薬 2013年6月1日 Nature Medicine 19, 6 doi: 10.1038/nm.3245 米国では、昨年制定された新しい規制手続きによって、初期の臨床試験から既存薬を大きく上回る成果を収めた新薬を、以前よりずっと速く新薬市場へ出せるようになった。こうした「ブレークスルー」指定をこれまでに受けた薬剤の大半は抗がん剤である。米国で新たにがんと診断されている患者は1日当たり4,500人と推定されており、こうした人々が、この指定制度によって最新の救命治療をより迅速に受けられるようになるだろうと期待されている。これらのブレークスルー指定薬はどのような点で別扱いを受けるのか、その特徴をE Dolginが調べてみた。 Full text PDF 目次へ戻る