News & Views 毛色の違うFox:FoxA1は新規な制御性T細胞群の分化プログラムに関わっている 2014年3月1日 Nature Medicine 20, 3 doi: 10.1038/nm.3493 インターフェロンβ(IFN-β)は多発性硬化症(MS)の治療に広く使われているが、これがMSの進行を防止する仕組みははっきり分かっていない。今回、IFN-βがFoxA1+制御性T細胞という新しい制御性T細胞群を誘導し、この細胞群がPD-L1を介して従来型のT細胞を抑制することが示された。このT細胞群はMSのマウスモデルで疾患進行を抑え、IFN-β療法に対して反応したMS患者に存在することが明らかになった。 Full text PDF 目次へ戻る