News & Views 新生児、抗生物質、それにマイクロバイオーム 2014年5月1日 Nature Medicine 20, 5 doi: 10.1038/nm.3558 母親の子宮を離れた新生児の体には、すぐに共生細菌が定着する。新生児の腸内のこのような微生物は循環中の好中球数の増加を促し、こうした好中球が感染症から体を守っていることが新たな研究で明らかになった。周産期の抗生物質投与によって新生児の腸内微生物相が変化すると、好中球の増加が障害されて、新生児が有害細菌による攻撃を受けやすい状態になる可能性がある。 Full text PDF 目次へ戻る