Brief Communication 神経補綴装置:高成績を示す神経補綴装置の臨床への応用 2015年10月1日 Nature Medicine 21, 10 doi: 10.1038/nm.3953 神経補綴装置は、麻痺が生じた患者の神経活動を四肢やコンピューターを制御する信号に直接マッピングすることにより、患者のQOLを改善する可能性がある。我々は、以前に動物モデル研究で開発されていた神経補綴システムのヒトへの適用を試み、大脳皮質運動野に微小電極アレイを埋め込んだ筋萎縮性側索硬化症の患者2人に対して電極導入後の1年以上にわたって評価を行った。神経によってカーソルを制御するこのシステムによって、以前のパイロット臨床試験参加者による結果の2倍を超える、これまでのヒトによる成績の中で最高となる結果が得られた。 Full text PDF 目次へ戻る