News & Views 血液型がA型か、O型かでマラリア感染赤血球の粘着性を変える因子 2015年4月1日 Nature Medicine 21, 4 doi: 10.1038/nm.3837 マラリアはヒトのABO式血液型の世界的分布を形作るのに大きく関わったと考えられているが、この過程の基盤となる分子レベルの事象の解明は、最近やっと始まったばかりである。新たに行われた研究で、マラリア原虫がABO式血液型のそれぞれの特徴を示す糖と相互作用して、重症マラリアにつながるロゼット形成を引き起こす仕組みについての手掛かりが得られた。 Full text PDF 目次へ戻る