Brief Communication

ウイルス感染症:ヒトモノクローナル抗体治療は進行したラッサ熱から非ヒト霊長類を防御する

Nature Medicine 23, 10 doi: 10.1038/nm.4396

ラッサ熱は、エボラ出血熱の西アフリカでの最近の流行によって壊滅的な打撃を受けたのと同じ地帯に固有の感染症で、認可された治療薬がない。今回我々は、ラッサウイルスの4つのクレード全ての糖タンパク質と交叉反応するように組み合わせたヒトモノクローナル抗体セットが、病気が進行した段階(ウイルス曝露後8日までを含む)で治療を開始したカニクイザルで、被検動物の100%を回復させたことを示す。

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