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昔からの標的に新しいトリックを仕掛ける

Nature Medicine 23, 6 doi: 10.1038/nm0617-649

Gタンパク質共役受容体(GPCR)は薬剤標的として広く使われているが、この受容体にもっと手の込んだ働きかけをして、必要な作用だけを抑制するような薬を作り出そうという研究が増加中である。こうした「バイアスをかけたアゴニズム」によれば、GPCRのような広く存在する受容体を標的とする場合にありがちな副作用も避けられると考えられるからだ。いくつかの鎮痛薬はすでに臨床試験段階に入っているが、結果は全勝というわけではない。

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