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これからの25年:医学の将来を考える
Nature Medicine 25, 12 doi: 10.1038/s41591-019-0693-y
Nature Medicine 創刊25周年にあたる2019年の終わり当たって、我々は医学研究界のリーダーや専門家ら11人に、「医学研究の次の四半世紀を形作るものは何か」と問い掛けた。この25年の進歩を振り返り、そこから将来の展望を語る回答は、ビッグデータのパワーからがんワクチンへの期待、液体生検が含む膨大な情報について、また世界中で多くの患者が苦しんでいる結核、肝炎、耐性菌感染や熱帯病のような病気の革新的な治療法開発を求める切実な願いまで、いずれも示唆に富むものである。