Research Briefing

COVID-19パンデミックの際に世界のワクチン供給状態の不平等がもたらす影響を定量化する

Nature Medicine 28, 11 doi: 10.1038/s41591-022-02065-x

今回我々は、さまざまな状況をシミュレーションする数理モデルを用いて、2021年中に世界の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン供給の公平性が改善された場合の影響を調べた。そして、ワクチンナショナリズムは世界全体での感染増加と死亡率上昇につながることと、また新しいウイルスバリアントの出現を促して、長期的にはその悪影響があらゆる国に及ぶ可能性があることが明らかになった。

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