Research Briefing

大気汚染がヒトの免疫系に及ぼす影響

Nature Medicine 28, 12 doi: 10.1038/s41591-022-02093-7

環境汚染物質からの微粒子状物質を吸入すると、肺に付随したリンパ節内のマクロファージ中に長い年月にわたって蓄積し、免疫細胞の機能とリンパ組織の構造に直接影響を及ぼして、免疫監視機構が損なわれる。この知見によって、現存する病原体や今後出現する病原体に対抗する免疫系の健全性を維持するには、空気の質の改善が重要であることが明らかになった。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度