Research Briefing
祖先系横断的なゲノム規模多遺伝子スコアは慢性腎臓病を予測する
Nature Medicine 28, 7 doi: 10.1038/s41591-022-01871-7
慢性腎臓病(CKD)の新しいゲノム規模多遺伝子リスクスコアはAPOL1のリスク遺伝子型を多遺伝子性効果と組み合わせたもので、その有効性が15の多様なコホートで検証された。このスコアの上位2%は、あらゆる祖先系にわたってCKDのリスクが3倍高いことを再現性よく示している。この3倍というリスクは、腎臓病の家族歴陽性の場合と等価である。