Research Briefing
胚のゲノム不均衡が妊娠に及ぼす影響
Nature Medicine 29, 12 doi: 10.1038/s41591-023-02687-9
流産したヒト胚中に存在する異数体細胞の割合は、これまで知られていたよりも大きい。栄養膜よりも内部細胞塊の方がゲノム不均衡に対する許容性が低いと考えられ、胚盤胞形成の際に異数体細胞が内部細胞塊に分配されると胚の発生に有害なことが示唆される。