Research Briefing
免疫と微生物相の相互作用は大腸がん患者の予後に影響する
Nature Medicine 29, 5 doi: 10.1038/s41591-023-02384-7
原発性大腸がん患者のコホートで、がん細胞、免疫応答、および微生物相の組成の特徴を調べた。マルチオミクス解析によって、腫瘍内免疫応答や特異的なマイクロバイオームシグネチャーを捉えたスコアなど、良好な予後に関連するパラメーターが明らかになった。これらのデータのリポジトリであるAC-ICAM(atlas and compass of immune–cancer–microbiome interactions)は公開されている。