Research Briefing
出生前診断のために、胎児のcfDNAで染色体異常と単一遺伝子性バリアントを検出
Nature Medicine 30, 2 doi: 10.1038/s41591-024-02811-3
1090人の高リスク妊婦が参加した前向き研究で、胎児の無細胞DNA(cfDNA)の包括的スクリーニングによって、胎児の異常につながる病的な異数性、微小欠失、単一遺伝子性バリアントが検出できることが分かった。この検査では、染色体異常に加えて単一遺伝子疾患も含めて調べたことで、胎児の形態異常が疑われる症例の検出率が60.7%上昇した。