Research Briefing
コレラのサーベイランスにおける体系的な検査が、ワクチンの効果と費用対効果を高める
Nature Medicine 30, 4 doi: 10.1038/s41591-024-02907-w
コレラが疑われる症例のほとんどでは、コレラ菌Vibrio choleraeの検査がなされていない。コレラのサーベイランスシステムに体系的な検査を組み込めば、たとえ不完全な迅速診断検査であっても、コレラの大規模な経口ワクチン接種キャンペーンの地域的標的を定める際の効率や費用削減の面で得るところは大きいだろう。