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光誘起ポテンシャルによる光共振のトラッピング、コラーリング(corralling)およびスペクトル結合

Nature Photonics 1, 11 doi: 10.1038/nphoton.2007.203

モードとキャビティの相互作用に起因する光学力は、光学モードがナノメートルサイズまで小さくなると、著しく大きな値まで拡大しうる。このような力は、素子が制限なく適応できる場合、全く新しい方法で利用可能である。今回我々は、光学力の作用を通して光機械的ポテンシャルを調整する一般的手段として、光機械的に結合した共振器を利用することを提案する。我々は、光機械的に結合したキャビティ共振に起因する顕著な引力と斥力によって、ピコメートルスケールに近い幅の極めて局所的な強い光機械的ポテンシャル井戸が発生しうることを示す。これらのポテンシャルによって、光によるマイクロキャビティ共振のトラッピングやコラーリング(corrallingすなわち動的捕捉)などのユニークな全光学的自己適応型挙動が可能になる。例えば、共振器はその共振を入射レーザー線に対して動的に自己整合(すなわちスペクトル的に結合)するよう設計できることが示される。これらのコンセプトは二重マイクロリングキャビティ設計を通して説明されているが、他のフォトニックトポロジーにも広く拡張できる。

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