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サブ波長空気コアをもつ光ファイバー内の場増強

Nature Photonics 1, 2 doi: 10.1038/nphoton.2006.81

<p>強く閉じ込められた光は、非線形光管理から原子操作に至るまで、さまざまな応用を可能にする。フォトニック結晶ファイバー(PCF)は、非常に小さなコアに強い光を導波させられるだけでなく、相互作用長も長い<bibr rid="b1"/>。しかし、導波路への光の閉じ込めは、最終的には回折による制限を受けるのが普通であり<bibr rid="b2 b3"/>、屈折率が高いにもかかわらず導波路コアから光が広がる傾向にある。 最近になって、このように広がっていく場が、強い光を導波するシリコン・オン・インシュレーター(SOI)導波路内部のナノスケールのスロットによってトラップされうることが示された<bibr rid="b4 b5"/>。我々は今回、PCFコアを貫くサブ波長スケールのエアホール内に光エネルギーを集中させる研究について報告する。このコアはチューブのような形をしており、直径はサブマイクロメーター、孔径は200 nm以下である。エアホール内の光の強さは、長い相互作用長と相まって、光-物質相互作用や非線形ファイバー光学における新しい種類の試みを可能にするであろう。</p>

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