In This Issue 光をプログラミングする 2007年8月1日 Nature Photonics 1, 8 doi: 10.1038/JnphotonInThisIssue59200 スペクトルラインが密に並んだ光周波数コムは、次世代の計測学および情報処理における重要なツールである。しかし、コム内の光の操作は厄介であり、これまで複数ラインのグループまたは少数の個々のラインの操作に限られていた。今回パデュー大学のZ Jiangらは、100を超えるわずか5 GHz間隔の個々のライン(これまでで最小の間隔、最大のライン数)を独立に処理できる光任意波形発生技術について示した。ライン操作の例として、一本おきのコムラインのブロッキングや各ラインの複雑な位相プログラミングが示されている。Jianらは液晶モジュレータアレイから作られたパルス整形器を利用した方法が、ピクセル数の多いモジュレータを使うことにより、より多数のラインに拡張可能であると語っている。 Full text PDF 目次へ戻る