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時間領域におけるゴーストイメージング
Nature Photonics 10, 3 doi: 10.1038/nphoton.2015.274
ゴーストイメージングは、単独では対象物の形状の情報を運ばない2つの光ビームの強度を相関させて、対象物の像を生成する新しい技術である。ゴーストイメージングは、ノイズや乱れが存在しても高分解能像を得るのに新しい展望を開いてきた。今回我々は、空間的光伝搬と時間的光伝搬の二重性を利用することによって、時間版ゴーストイメージングを実証する。我々は、評価される時間的「対象物」を見ない従来型の高速検出器と、対象物を見るがその時間的構造を分解しない低速積分「バケット」検出器を用いている。我々の実験は、ピコ秒レベルの時間分解能を達成する上、対象物の後ろで起こりうる時間的ひずみに対して鈍感である。今回の手法は、スケーラブルでチップ上に集積でき、超高速波形の動的イメージングに非常に有望である。