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マイクロレーザーの発光キラリティーの光学的制御

Nature Photonics 13, 4 doi: 10.1038/s41566-019-0380-z

らせん状の光ビームによって運ばれる軌道角運動量(OAM)の自由度には制限がなく、現代のフォトニクスに有望なプラットフォームが得られる。これまで、OAMを運ぶコヒーレント光の集積光源は共振器に基づいていて、その設計は単一で変更できない波面キラリティー(時計回りあるいは反時計回りの渦)を課す。今回我々は、波面キラリティーを光学的に制御できる集積マイクロレーザーの実現を提案し、実証している。重要なのは、我々が使うスキームが、半導体微小共振器での光学的な時間反転対称性の破れに基づいていて、さまざまなレーザーアーキテクチャーへ拡張できることである。このため、今回のスキームは、キラリティーを調節できる新世代の軌道角運動量マイクロレーザーの実現へ道を開く。

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