In This Issue プラズマを画像化する 2008年5月12日 Nature Photonics 2, 5 doi: 10.1038/JnphotonInThisIssue66247 レーザー生成プラズマは、電子ビーム、イオンビーム、X線ビームまたはアト秒パルスビームの発生に有用な手段である。しかし、そのようなプラズマの内部ダイナミクスを実験的に調べることは困難である。今月号では、Martin Centurionらが光電界電離プラズマの電界分布のリアルタイム画像化法について報告している。その画像化法は、プラズマに電子ビームを照射し、プラズマの電界分布によって起こる軌跡の偏向をモニタリングするものである。時間分解能はわずか2.7 psであり、超高速事象とその変化を捉えることが可能である。例えば、Centurionらは、他の方法では容易に観測できない電界分布中のディップ(dip)とローブ(lobe)を観測している。 Full text PDF 目次へ戻る