Article 量子多重化から高性能量子ネットワーキングまで 2010年11月8日 Nature Photonics 4, 11 doi: 10.1038/nphoton.2010.213 <p>量子リピーターは、量子通信や量子計算に不可欠である。今回我々は、ファイバーで接続された2つの量子ビット間でのエンタングルメントを、任意に1に近い確率で一定時間内に生成できる機構について報告する。我々は、この機構を拡張して、これらの特性を損なうことなく高い忠実度のエンタングルメントを実現する方法について示す。最後に、それを利用して、高い忠実度で2つの離れた量子ビットを接続する線形量子ネットワークを形成できる量子リピーターの構築方法について報告する。通信速度は、ネットワークの全長ではなく、2つの隣り合った量子リピーター間の最大距離に依存することが示されている。</p> Full text PDF 目次へ戻る