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動的変調の位相を制御することによって光子にとっての実質的な磁場を実現する
Nature Photonics 6, 11 doi: 10.1038/nphoton.2012.236
光子流を任意に制御するという目標が動機となり、最近、フォトニック結晶やメタマテリアルに関する多くの研究が行われてきた。光子流を制御する新しい機構として、我々は、光子にとっての実質的な磁場を生成する方式を提示する。我々は、共振器間の結合定数が調和的に時間変調される共振器格子を検討している。変調位相の空間分布を適切に選択することにより、光子にとっての実質的な磁場が形成でき、光子にとってのローレンツ力が得られ、磁気光学効果を用いなくても、トポロジカルに保護された一方向光子エッジ状態が出現する。この状態は乱れに対してロバストである。