Brief Communication

双極性障害:全ゲノム関連研究の統合解析は、双極性障害におけるANK3およびCACNA1Cの働きを支持

Nature Genetics 40, 9 doi: 10.1038/ng.209

双極性障害の感受性遺伝子座を同定するために、症例4,387例と対照6,209例において180万個の多型を検討し、ANK3(アンキリンG)において強い関連を示す領域を同定した(rs10994336、P=9.1x10-9)。さらにこれまでに報告されているCACNA1C(L型電位依存性カルシウムチャネルのalpha 1Cサブユニット。 統合P=7.0x10-8、rs1006737)との関連を裏づける証拠も見いだした。我々の結果は、イオンチャネル疾患が双極性障害の発症機序に関与する可能性を示唆するものである。

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