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トランスクリプトミクス:RNAの転写後修飾がクロマチンに働きかける
Nature Genetics 52, 9 doi: 10.1038/s41588-020-0685-3
N6-メチルアデノシン(m6A)の役割はいまだ完全には分かっていない。今回、2つの研究が、RNA修飾の理解を前に進めさせた。新生メッセンジャーRNAのm6A修飾がヒストンH3 K9デメチラーゼであるKDM3Bを誘導することで転写を促進することが、1つの研究により示された。もう1つの研究からは、m6Aの蓄積およびヒト疾患に影響を及ぼす遺伝的バリアントが特定された。